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すららネット Research Memo(5):2018年12月期第2四半期の営業利益は前年同期比57.1%増

特集
2018年9月6日 15時05分

■業績動向

1. 2018年12月期第2四半期(実績)

(1) 損益状況

すららネット<3998>の2018年12月期第2四半期の業績は売上高436百万円(前年同期比28.2%増)、営業利益88百万円(同57.1%増)、経常利益90百万円(同58.6%増)、四半期純利益61百万円(同57.8%増)となった。市場別売上高は、学習塾が254百万円(同15.5%増)、学校が141百万円(同31.8%増)、BtoC・その他が41百万円(同241.7%増)となった。

(2) 主要指標の動向

また2018年第2四半期末の各市場での主要指標は、学校数は866(前期末比149増)となったが、内訳は、学習塾が694(同133増)、学校が148(同15増)、海外が24(同1増)であった。また最も重要な指標であるID数は、58,864(同7,886増)となったが、内訳は学習塾が13,590(同409増)、学校(ID課金)が25,156(同6,244増)、学校(校舎課金)が16,817(同1,027増)、海外が1,882(同72増)、BtoCが780(同186増)、その他が639(同52減)であった。

(3) 財務状況とキャッシュ・フローの状況

2018年12月期第2四半期末の財務状況は以下のようになった。総資産は前期末比79百万円増の925百万円となったが、主に現金及び預金の増加46百万円、ソフトウェア等への投資による無形固定資産の増加18百万円による。負債は同10百万円増の155百万円となったが主に前受金の増加15百万円などによる。純資産は同68百万円増の770百万円となったが、主に四半期純利益の計上による。

また、2018年12月期第2四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは107百万円の収入となったが、主に税引前四半期純利益の計上90百万円、減価償却費47百万円による。投資活動によるキャッシュ・フローは68百万円の支出であったが、主にソフトウェアを中心とした無形固定資産の取得による支出68百万円による。財務活動によるキャッシュ・フローは6百万円の収入であったが、主に新株予約権の行使による株式の発行による収入7百万円による。

この結果、2018年12月期第2四半期の現金及び現金同等物は46百万円の増加となり、四半期末残高は483百万円となった。

2. 2018年12月期第2四半期中のトピックス

同社の2018年12月期第2四半期中のトピックスは、以下が挙げられる。

(1) インド大手私学グループが「Surala Ninja!」を採用

インドのハイデラバードで10校を運営する大手私学グループ「ギタンジャリ」が「Surala Ninja!」を採用し、1校において小学生を対象に2018年7月から正式な運用を開始した。

(2) 築地本願寺と契約

築地本願時が同社の「すらら」を導入し、お寺の中で小学生が学べる「デジタル寺子屋」のサービスを2018年7月から開始した。まず分院である慈光院(東京都墨田区)で同サービスを開始、その後都内全域の系列寺院に広げる計画だ。同社ではこれを契機に、今までの塾や学校以外の領域へも事業展開を図っていく計画だ。

(3) 「すらら」導入

学校法人桐蔭学園が2018年4月から中学生・中等教育学校前期課程全員に同社の「すらら」を導入した。また、近畿大学付属小学校が2018年4月から4・5・6年生の希望者を対象に「すらら」を導入した。小学校での導入は全国初となる。さらに、東海の大手学習塾「野田塾(愛知県全域51校舎)」が2018年3月から「すらら」を導入した。

(4) 「新型個別指導コース」開始

北海道の大手学習塾「練成会」が「すらら」を活用した「新型個別指導コース」を2018年3月から開始した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

《NB》

提供:フィスコ

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