セ硝子は上値指向継続、4~12月期営業益3倍化で底値離脱トレンドへ
セントラル硝子<4044>が上値指向継続。きょう高ければ直近12営業日でサイコロジカルラインは10勝2敗となり、ソーサーボトム形成からの上昇転換の動きが鮮明となりつつある。ガラス業界の第3位に位置する大手だが、利益の主柱を担っているのは化成品事業で足もと好調な推移をみせている。1日取引終了後に発表した23年3月期第3四半期(22年4~12月)決算は減収ながらも営業利益が前年同期比3.1倍の124億9700万円と大幅な伸びを達成した。業務効率化や合理化努力による利益率の改善や為替の円安効果が寄与した。株価指標面からも割安感が強く水準訂正期待の買いを呼び込んでいる。
株探ニュース