トヨクモが後場急伸、10万株を上限とする自社株買い発表と25年12月期20%営業増益予想を好感
トヨクモ<4058>が後場急伸し昨年来高値を更新している。午前11時30分ごろに上限を10万株(発行済み株数の0.91%)、または2億円とする自社株買いを実施すると発表しており、好材料視されている。取得期間は2月13日から4月30日までで、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を可能とすることを目的としている。
また、同時に発表した25年12月期連結業績予想で、売上高46億円(前期比46.2%増)、営業利益14億円(同20.4%増)と大幅な増収増益を見込むことも好感されている。「安否確認サービス」「kintone連携サービス」ともに引き続き有償契約数の伸長を見込んでいるほか、今年1月に連結化したプロジェクト・モードも寄与する。なお、24年12月期決算は、この期から連結決算に移行したため前年との比較はないものの、売上高31億4600万円、営業利益11億6200万円だった。
株探ニュース