スガイ化学工業が一時24%高、東京工業大学との共同特許が発行
スガイ化学工業<4120>が急騰して一時、前日比46円(24.1%)高まで買われ、07年7月以来の高値となっている。東京工業大学との共同特許「ジナフトチオフェン化合物並びにジナフトチオフェン骨格を含む重合体及びその製造方法」がこの日発行されたことが好材料視されているようだ。
同社では、和歌山県の先駆的産業技術研究開発支援事業に採択された「高屈折率材料としてのジナフトチオフェン誘導体の開発と事業化」のテーマで共同研究を行っており、同特許はその一環。プラスチック光学材料の屈折率向上剤として有用な化合物としてジナフトチオフェンを見出したもので、メガネレンズやカメラレンズ、工業用レンズ、液晶ディスプレイ用位相差補償板、光ファイバーなどへの応用が期待されている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース