グローバルIは大幅続伸、子会社が凸版向けにZETA通信製品の出荷開始
グローバルインフォメーション<4171>が大幅に5日続伸となっている。同社は15日、子会社のギブテックが、凸版印刷<7911>が自社工場で新たに構築する環境データ自動収集システム向けにZETA通信製品「JAZEシリーズ」を本格量産し、出荷を開始したと発表。これが材料視されているようだ。
ZETA通信とは、英ジーファイセンスが提唱しているLPWA規格で、「超狭帯域(Ultra Narrow Band)による多チャンネルでの通信が可能」「メッシュネットワークによる広域での分散アクセスが可能」「双方向での低消費電力通信が可能」といった特長を持つ。特に、電池駆動の中継器を用いてメッシュネットワークを作ることで、ビルの地下など電波の届きにくい場所でも安定的に通信できることが最大の強みで、ギブテックはZETA通信を利用した日本製通信機器ブランド「JAZEシリーズ(基地局、中継器、各種センサー)」の製造・販売などを手掛けている。
株探ニュース