１）本日（4月4日）引け後に発表された決算・業績修正

●イチオシ決算

【レノバ <9519> 】　★前期経常を26％上方修正

◆19年3月期(10ヵ月の変則決算)の連結経常利益を従来予想の27億円→34億円に25.9％上方修正。前期業績の上方修正は1月に続き、2回目。徳島バイオマス発電事業で共同スポンサーの一部から受け取る追加的な事業開発報酬が想定を上回ったことが寄与。再生可能エネルギー発電事業で売電収入が順調だったことに加え、営業費用が減少したことも利益を押し上げた。

●サプライズな決算発表・業績修正

アダストリア <2685> 　　★今期経常は36％増益へ

◆19年2月期の連結経常利益は前の期比35.3％増の73.4億円に伸びて着地。続く20年2月期も前期比36.1％増の100億円に拡大する見通しとなった。今期は45店舗の新規出店と不採算店舗40店の撤退を計画。既存店売上高はネット通販が伸び、前期比1.3％増収を見込む。引き続き在庫適正化による値引き販売や廃棄の抑制などを進め、採算改善を目指す。

Ｃ＆Ｒ <4763> 　　★今期経常は48％増で2期ぶり最高益、3円増配へ

◆19年2月期の連結経常利益は前の期比13.1％減の15.8億円になったものの、続く20年2月期は前期比48.3％増の23.5億円に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期は制作スタジオを活用した映像、ゲーム、Webなどの派遣・請負や医師の紹介事業を強化し、2ケタ増収を見込む。本社移転とグループ拠点集約に伴う一時的費用がなくなることも大幅増益の要因となる。

併せて、今期の年間配当は前期比3円増の15円に増配する方針とした。

ヒトコムＨＤ <4433> 　　★上期経常を3期ぶり最高益に上方修正、配当も1.5円増額

◆19年8月期上期(18年9月-19年2月)の連結経常利益を従来予想の14.8億円→16.1億円に9.1％上方修正。増益率が1.6％増→10.8％増に拡大し、3期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。EC・TC支援事業で受託するECサイトの販売実績が好調だったことに加え、経費の効率的な運用が上振れの要因となった。

併せて、持株会社化記念配当を実施する形で、今期の年間配当を従来計画の17円→18.5円(前期は15円)に増額修正した。

２）4月5日の決算発表銘柄（予定）　★は注目決算

■引け後発表

◆本決算：

<2659> サンエー

<2747> 北雄ラッキー [ＪＱ]

<3385> 薬王堂

<5900> ダイケン [ＪＱ]

<5982> マルゼン [東２]

<5993> 知多鋼 [名２]

<7427> エコーＴＤ

<7630> 壱番屋

<7649> スギＨＤ　　　　　　★

<8016> オンワード　　　　　★

<8125> ワキタ

<8931> 和田興産 [ＪＱ]

◆第1四半期決算：

<2408> ＫＧ情報 [ＪＱ]

<2493> イーサポート [ＪＱ]

<3244> サムティ　　　　　　★

<3454> Ｆブラザーズ

<3907> シリコンスタ [東Ｍ]

<4187> 大有機

<4394> エクスＭ [東Ｍ]

<6492> 岡野バ [東２]

<8923> トーセイ

<9313> 丸八倉 [東２]

◆第2四半期決算：

<1997> 暁飯島工業 [ＪＱ]

<3498> 霞ヶ関Ｃ [東Ｍ]

<3815> メディア工房 [東Ｍ]

<7730> マニー

<8127> ヤマトインタ

<9414> ＢＳ１１

◆第3四半期決算：

<8940> インテリクス

合計29社

※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。

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