三菱ケミHDは3日続落、国内有力調査機関は「ニュートラル」へ引き下げ
三菱ケミカルホールディングス<4188>は3日続落。東海東京調査センターは9日、同社株のレーティングを「アウトパフォーム」から「ニュートラル」へ引き下げた。目標株価は530円とした。同社は、機能商品、素材、ヘルスケア、産業ガスの4つを基幹ビジネスとする日本最大の総合化学企業。中国経済の減速に加え、新型コロナウイルスの影響などによる事業環境の悪化を背景に20年3月期の業績は大幅な計画未達を予想。具体的には、前3月期のコア営業利益は会社予想の2100億円に対して1846億円(前の期比41%減)を予想。21年3月期の同利益は1335億円と連続減益を見込んでいる。
株探ニュース