ミライアルは5連騰、成長力と裏腹に低PBR際立ち株高修正への期待高まる
ミライアル<4238>の上値指向鮮明、株価は5連騰で1600円台を回復し3月9日につけた1679円の年初来高値が視野に入ってきた。半導体シリコンウエハー容器を製造するが、特に300ミリウエハーで実績が高く、製品設計、金型製作、成形や検査工程に至るまでワンストップで生産体制を整えている点を強みに受注獲得が続いている。23年1月期はトップラインが前の期実績から2割強の伸びを確保し、増収効果を背景に営業利益も前の期比3割増となる24億5700万円と大幅増益を達成した。潜在的成長力の高さとは裏腹にPBR0.7倍近辺と株価指標面で割安感が強く、一段の成長投資や株主還元による株高修正が期待される状況にある。
株探ニュース