ソルクシーズが大幅高で2年3カ月ぶり高値圏浮上、地銀再編構想で収益機会拡大へ
ソルクシーズ<4284>が続伸、一時8.4%高の1245円と値を飛ばし、9月24日の高値1191円を上回り年初来高値を更新した。時価は2018年7月以来2年3カ月ぶりの高値圏に浮上している。保険や証券など金融業界向けを中心にシステムの受託開発を展開し、菅政権のもとで地銀再編への思惑が高まるなか、収益機会が高まるとの観測が株価を押し上げる背景にある。現在、東証1部には80社を超える銀行が上場、これに証券会社も加わる経営統合構想により大規模なシステム更新特需が生じるとの見方が強い。特に同社は統合構想のカギを握るSBIホールディングス<8473>が筆頭株主となっていることで思惑買いの対象となっている。
株探ニュース