セプテーニHDは急落、国内ネットマーケ取扱高低調で18年9月期業績予想を下方修正
セプテーニ・ホールディングス<4293>が急落し年初来安値を更新している。26日の取引終了後、18年9月期の連結業績予想について、売上高を163億7600万円から152億2500万円(前期比3.6%増)へ、営業利益を17億1800万円から8億6200万円(同62.9%減)へ、純利益を12億400万円から7億2000万円(同67.4%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
競争力強化を目的としたクリエイティブに関する費用や人材投資などの費用増に対して、特に国内ネットマーケティング事業における取扱高が低調に推移したことが要因としている。なお、第3四半期累計(17年10月~18年6月)決算は、売上高115億2500万円(前年同期比6.3%増)、営業利益8億2600万円(同50.4%減)、純利益7億6800万円(同59.1%減)だった。
同時に、韓国のデジタルエージェンシーで、オプトホールディング<2389>子会社のeMFORCE社の株式を子会社を通じて取得し、子会社化することで基本合意したと発表した。セプテーニHDは現在、韓国にJNJ INTERACTIVE社を子会社として有しているが、拡大する韓国のデジタル広告市場に対して両社が連携することで、アジア地域でのプレゼンスの向上やネットマーケティング事業全体の成長加速を図るのが狙いとしている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース