日シス技術が16年ぶり高値圏に浮上、マレーシアのシステムコンサルを買収
日本システム技術 <4323> が3日ぶりに反発。株価は2002年1月以来、約16年7ヵ月ぶりの高値圏に浮上した。同社株は好調だった19年3月期第1四半期(4-6月)決算を境に上値追い基調を強めているが、この日は21日大引け後にマレーシアの独立系システムコンサルティング会社であるVirtual Calibreグループを17.8億円で買収すると発表したことが買い材料となった。
Virtual CalibreグループはERPパッケージであるSAP製品の導入や保守サポートなどに特化した事業を展開している。日シス技術はシンガポールとタイを中心にアセアンでビジネス展開するが、今回のVirtual Calibreグループ買収により、アセアン全域でのビジネス基盤や中長期的な日本でのSAP事業の拡大を狙う。
株探ニュース