イオンファンは買い先行も失速、第１四半期の経常黒字浮上も反応限定的
イオンファンタジー<4343>は反発してスタート。同社は６日取引終了後に、２３年２月期第１四半期（３～５月）の連結決算を発表。経常損益が２億７４００万円の黒字（前年同期は１７億３８００万円の赤字）に浮上したことを好感した買いが先行した。ただ、通期計画に対する進捗率は１６．１％にとどまっており、買い一巡後は下げに転じている。
売上高は前年同期比２１．３％増の１６１億６１００万円で着地した。まん延防止等重点措置が３月下旬に解除されたことから売り上げの回復が進んだほか、為替差益６億８０００万円を計上したことが経常黒字につながった。なお、通期業績予想は売上高７８９億円（前期比３１．１％増）、経常損益は１７億円の黒字（前期は３３億８５００万円の赤字）とする従来計画を据え置いている。
株探ニュース
