アイピーエスがカイ気配、フィリピンと海外を結ぶ国際通信回線の運用に参入へ
アイピーエス<4390>がカイ気配でスタート。7日取引終了後、オーストラリア最大手通信事業者Telstra社の海外部門子会社が保有する海底ケーブルの一部の使用権(香港-フィリピン間、フィリピン-シンガポール間)を取得することで合意したと発表しており、これを好感する買いが向かった。
同社は関係各国の通信事業者と提携して、今年7月中に、香港―フィリピン―シンガポールの海底ケーブルを使って、フィリピンのケーブルテレビ事業者などに対して国際回線のリースや国際通信サービスを廉価で提供する予定という。これにより、これまでPLDT社とGlobe Telecomのみが保有していた海底ケーブルの権利を取得して、フィリピンと海外を結ぶ国際通信回線の運用に参入する計画としている。
株探ニュース