FIGが8%高と急伸、半導体向けロボット期待で半年ぶり年初来高値更新
FIG<4392>が地合い悪のなかで無類の強さを発揮、一時約8%高に買われ今年4月につけた年初来高値312円を約半年ぶりに更新した。モバイルクリエイトが石井工作研究所などと共同持ち株会社の形態で設立した会社だが、移動体通信システム開発のほか、半導体関連装置や半導体基板事業で高い実績を誇る。「半導体や医療機器向けなどにアーム付き移動型作業ロボットをオムロン<6645> と共同開発を完了しており、既に納入を始めている」(会社側)とし、今後の受注拡大が期待される状況にある。21年12月期は営業損益が5億円と前期の2億8400万円の赤字から急改善を果たす見込み。会社側計画はなお保守的で一段の上振れ余地も意識される。
株探ニュース