エクスMが急反落、上期営業利益57%増も材料出尽くし感
エクスモーション<4394>は急反落している。前週末2日の取引終了後に発表した第2四半期累計(20年12月~21年5月)の単独決算は、売上高4億7500万円(前年同期比11.9%増)、営業利益6500万円(同57.1%増)、純利益4600万円(同57.1%増)と大幅増益となったものの、材料出尽くし感から売られているようだ。
工事進行基準の適用範囲を拡大したことが要因としている。また、主な事業領域である組み込みソフトウェア開発のコンサルティング業界で、引き続き製造業におけるソフトウェアの重要性が高く高付加価値の支援が必要とされ、オンラインによるコンサルティング・トレーニングが順調に推移していることも寄与した。
なお、21年11月期通期業績予想は売上高10億4200万円(前期比18.9%増)、営業利益1億4200万円(同59.8%増)、純利益9800万円(同44.4%増)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース