チムスピがウリ気配スタート、大口ライセンス商談延伸で21年8月期業績予想を下方修正
チームスピリット<4397>がウリ気配スタートとなっている。前週末9日の取引終了後、21年8月期の連結業績予想について、売上高を31億5000万円から28億8000万~29億3000万円(前期比17.8~19.8%増)へ、営業利益を2億6000万円から1億1000万~1億4000万円(同61.5~51.0%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
第2四半期において、大口の追加ライセンス商談が新型コロナウイルスの影響で来期に延伸となったほか、下期に獲得を見込んでいた大口の新規ライセンス商談も長期化することが見込まれ、今期中の計上を見込むことができなくなったことが要因。一方で、将来の成長に不可欠な投資は計画通り実行する予定であるため、利益は計画を下回るとしている。
なお、同時に発表した第2四半期累計(20年9月~21年2月)決算は、売上高14億2100万円(前年同期比22.6%増)、営業利益1億9100万円(同48.5%増)だった。
株探ニュース