PBシステムズ<4447>は8月31日の大引け後、大英産業<2974>と大英産業の発案による「社史メタバース企画」及び「社史メタバース応用企画」の企画開発の第一歩として、同社の社史メタバースを相互協力によって開発することを目的とする合意書を締結したと発表している。

両社は共に福岡証券取引所に上場しており、九州の発信企業として地域や社会に貢献できる企業を目指している。大英産業の社史メタバースは、これまで大英産業が歩んできた50余年の歴史と、これから創造していきたい未来の「すまい」と「まち」を独自のメタバース空間にて展開し、ビジネスに関わる人々だけでなく、地域の人々それぞれをつなぐ空間として、完成後は一般公開することを目指している。今回の合意はこの社史メタバースを両社の協力によって開発することが目的だ。

なお、大英産業はこの社史をベースに構築した専用のメタバース空間を基盤とし、そこに新たなコンテンツやサービスを付加していくことを検討している。また、それらのメタバースにおける事業活動に留まらず、地域住民が参加できるイベントの開催や生活支援サービスの提供、ひいては各種教育機関による同窓会等の運営企画を行い、地域にゆかりの個人同士が物理的な距離に関係なく新たなコミュニティを形成でき、イノベーション・コモンズとなる空間創出を実現することを目指している。

《FA》

提供：フィスコ

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