アンジェスは後場カイ気配スタート、HGF遺伝子治療薬の製造販売承認申請を実施
アンジェス<4563>は後場カイ気配スタート。前引け後に、開発中の重症虚血肢を対象としたHGF遺伝子治療薬について、1月22日、厚生労働省に対して再生医療等製品の製造販売承認申請を行ったと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。
HGF遺伝子治療薬は、同社が設立以来手掛けてきた主力プロジェクトで、14年10月に重症虚血肢を対象とした医師主導臨床研究が実施され、17年8月に終了。その間、従前に実施した第3相臨床試験の結果を受けて08年3月に製造販売承認申請を行ったが、さらなる臨床データの集積が必要との判断に至ったことから、いったん申請を取り下げていた。その後、13年に再生医療等製品への条件および期限付承認制度が導入されたことから、今回、製造販売承認申請を行ったという。なお、同剤が承認を得た場合、国内では初の遺伝子治療薬となる見込みだ。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース