アンジェスがカイ気配スタート、新型コロナウイルスDNAワクチンが動物向け試験段階へ
アンジェス<4563>がカイ気配スタートとなっている。この日の寄り前、大阪大学と共同開発中の新型コロナウイルス向けDNAワクチンに関して、プラスミドDNAワクチンの原薬が完成し、動物への投与を行う非臨床試験準備が整ったと発表しており、これが好感されている。
同ワクチンは、アンジェス及び大阪大学(臨床遺伝子治療学・健康発達医学)が有するプラスミドDNA製品の開発実績を生かして、コロナウイルスの予防用DNAワクチンを共同開発するというもので、不活化ウイルスをワクチンとする方法(弱毒化ワクチン)や遺伝子組み換えウイルスタンパク質をワクチンとする方法に比べて、短期間で製造プロセスを確立することが可能な点が特徴。同社では今回の原薬完成により、近日中に動物向け試験を開始するとしている。
最終更新日:2020年03月24日 09時10分
株探ニュース