アンジェスが大幅反発、米アイガー社と希少疾患治療薬ゾキンヴィの日本における独占販売契約を締結
アンジェス<4563>が大幅高で3日ぶりに反発している。この日の寄り前、米アイガー・バイオファーマシューティカルズ社(カリフォルニア州)と希少疾患治療薬であるゾキンヴィ(一般名「ロナファルニブ」)の日本における独占販売契約を締結したと発表しており、これが好感されている。
ゾキンヴィは、希少疾患であるハッチンソン・ギルフォード・プロジェリア症候群とプロジェロイド・ラミノパチーを適応症とする治療薬。今回の独占販売契約締結により、アンジェスはアイガー社に対して、契約一時金及び開発進捗に応じたマイルストーンの総額として最大150万ドルを支払うとしている。
なお、アンジェスは10日の取引終了後に第1四半期(1~3月)連結決算を発表しており、売上高1500万円(前年同期比33.3%増)、営業損失35億4300万円(前年同期36億2800万円)、最終損失29億3800万円(同33億1400万円)となった。22年12月期通期業績予想は非開示としている。
株探ニュース