免疫生物研は急反発、韓国のアブコンテックと合弁会社設立へ
免疫生物研究所<4570>が急反発している。同社は21日取引終了後に、抗体医薬品や診断薬候補の抗体作製などを手掛ける韓国のアブコンテックと合弁会社を設立すると発表。これが材料視されているようだ。
両社は19年12月に「ダニ媒介性感染症である重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)に関する共同開発契約を締結し、治療用抗体医薬品候補「ACT101」の早期承認を目指して開発中。また、新型コロナウイルス治療薬について、アブコンテックが手掛ける中和活性の高い治療用抗体医薬品候補の実用化を目指して共同研究を開始する予定となっており、医薬品開発のスピードを加速させるため合弁会社を設立することに至ったという。なお、出資比率は免疫生物研が49%、アブコンテック51%になる予定だとしている。
株探ニュース