バイオ関連が一斉高、消去法的な資金シフトと新型コロナ感染再拡大で思惑も
そーせいグループ<4565>、ヘリオス<4593>、プレシジョン・システム・サイエンス<7707>、メディシノバ・インク<4875>、キャンバス<4575>などバイオ関連株が一斉高に買われている。きょうは、主力銘柄に売りがかさむ一方、欧米株市場の動向や為替など外部環境の影響を受けにくい、旧マザーズのバイオ関連株に短期資金がシフトしている。市場では「SQ前で主力株の押し目が買いづらいこともあって消去法的な買いが向かっている可能性が高い。ただ、国内で再び新型コロナウイルスの感染拡大が顕著となっていることから、医薬品周辺株に投資家の関心が向いていることもバイオ関連が動意づく背景にあるようだ」(中堅証券ストラテジスト)としている。
株探ニュース