DWTIはウリ気配スタート、国内医薬品会社がH-1129の海外オプション権を非行使
デ・ウエスタン・セラピテクス研究所<4576>はウリ気配スタート。前週末20日の取引終了後、同社が創製した緑内障治療剤H-1129について、国内の医薬品事業会社との間で昨年2月に締結した海外におけるオプション契約について、オプション権を行使しないとの連絡を受けたと発表しており、業績への影響を懸念した売りが出ている。なお同社では、18年12月期業績予想のレンジ幅の修正が発生するが、詳細については現在精査中としている。
同時に、同じくH-1129(WP-1303)について、ライセンスアウト先のわかもと製薬<4512>から、緑内障・高眼圧症を適応症とした国内後期第2相臨床試験が終了し、良好な結果であったとの連絡を受けたと発表した。同試験は、緑内障・高眼圧症患者を対象に同剤を投与した際の眼圧下降効果とその用量反応性および安全性について、プラセボを対照に評価を行うというもの。その結果、眼圧下降効果が示され、安全性についても良好な結果が得られたとしており、これに基づき今後、わかもとが国内第3相臨床試験開始に向けた準備を進めるとしている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース