ダイトが一時18%高、後発薬向け原薬販売など伸長し第1四半期は営業利益44%増
ダイト<4577>が急騰し一時、前日比655円(18.1%)高の4280円に買われている。13日の取引終了後に発表した第1四半期(6~8月)連結決算が、売上高137億300万円(前年同期比17.5%増)、営業利益19億4700万円(同43.5%増)、純利益13億2100万円(同43.6%増)と大幅増益となったことが好感されている。
原薬事業で、血圧降下剤原薬や消炎鎮痛剤原薬などのジェネリック医薬品向け原薬の販売が増加したほか、製剤事業で自社開発ジェネリック医薬品、医療用医薬品における新薬や長期収載品の製造受託、一般用医薬品などが好調に推移した。
なお、21年5月期通期業績予想は、売上高475億円(前期比5.6%増)、営業利益49億5000万円(同7.6%減)、純利益34億円(同13.8%減)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース