バイオ関連株全面高、アンジェス利食われるも資金シフトで急騰銘柄相次ぐ
ラクオリア創薬<4579>がストップ高に買われたのをはじめ、セルシード<7776>、リボミック<4591>、カルナバイオサイエンス<4572>、メディシノバ<4875>、ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774>、DNAチップ研究所<2397>などバイオ関連が軒並み高に買われている。
市場では、「特に今バイオ株を買う必然性はないが、やはりアンジェス<4563>が株価を大変身させたことが大きい。前日のアンジェスの売買代金は際立っていたが、参戦は個人投資家が中心。同銘柄で回転を利かせた資金がほかのバイオベンチャー株にシフトしている」(準大手証券ストラテジスト)という。全般は前日の米株安や円高を受け、主力輸出株が手掛けにくい環境にあるが、「国内機関投資家が決算月で動きづらく市場エネルギーが盛り上がらないなか、個人の短期資金は海外情勢や為替の影響を受けにくいバイオ関連で局地戦に臨む動きが目立つ」(同)としている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース