ソレイジアが急反騰、疼痛緩和口腔用液「エピシル」が中国で医療機器輸入販売承認を取得
ソレイジア・ファーマ<4597>が急反騰し一時、前日比35円(21.9%)高の195円に買われている。この日の寄り前に、がんなどの化学療法及び放射線療法による口内炎に伴う疼痛緩和口腔用液「エピシル」が、中国における医療機器輸入販売承認を取得したと発表しており、これを好感した買いが入っている。
エピシルは、がんなどの治療により生じる口内炎の疼痛を管理及び緩和する持ち運び可能な携帯型の医療機器。同社が中国で実施したがん患者60例を対象とした多施設共同無作為化群間比較臨床試験では、エピシル使用群が比較対照に比べて有意に口腔内疼痛スコアが軽減することが確認され、エピシルを使用した患者の93%が次回の使用を希望する結果が示されたという。今後は北京市・上海市・広州市で、自社での販売活動を行うほか、他の中国諸地域においては、販売提携先である香港リーズ・ファーマシューティカル・ホールディングス社が販売活動を行うとしている。
なお、19年12月期連結業績予想に織り込まれており、業績予想に変更はないとしている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース