決算発表予定日 2024/05/14
4633東証P貸借
業種 化学

サカタインクス 株価材料ニュース

1,566
-19
-1.20%
業績
(15:00)
PTS

(ー)
株価は20分ディレイ

サカタインクス Research Memo(6):2019年12月期通期は利益を上方修正して大幅増益予想

特集
2019年10月2日 15時36分

■今後の見通し

1. 2019年12月期通期の見通し

サカタインクス<4633>の2019年12月期通期の連結業績予想(2019年8月9日に売上高を下方修正、各利益を上方修正)は、売上高が前期比4.9%増の170,000百万円、営業利益が同33.0%増の6,800百万円、経常利益が同18.7%増の8,200百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同11.9%増の5,250百万円としている。2018年12月期との比較では、販売数量増加効果、販売価格改定効果、製品ミックス改善効果、新規連結効果、コストダウン効果、原材料価格上昇落ち着き効果などで増収・大幅増益予想である。

期初計画(売上高173,600百万円、営業利益6,000百万円、経常利益7,500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益5,000百万円)との比較では、売上高は為替換算影響や上期のインドネシアにおける需要伸び悩みの影響などで3,600百万円下振れるが、製品ミックス改善効果に加えて、原材料価格の上昇が想定を下回っていることなどで、営業利益は800百万円、経常利益は700百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は250百万円、それぞれ上振れる見込みとなった。なお想定為替レート(期中平均)は、期初時点の通期1米ドル=110円から、下期1米ドル=108円、通期1米ドル=109円(2018年12月期通期実績は1米ドル=110円43銭)に見直した。

半期別の売上高と営業利益の推移を見ると、売上高は販売数量増加効果で増収基調である。一方で営業利益は、原材料価格高騰の影響を受けて2017年12月期上期から減益だったが、2018年12月期下期をボトムとして回復基調である。原材料価格の上昇が続いているが、2019年に入って上昇ペースがやや落ち着き、販売価格改定の浸透や製品ミックスの改善も寄与している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

《SF》

提供:フィスコ

株探ニュース

▶︎この銘柄を取引する

証券会社のアプリを起動して
この銘柄の取引画面へ移動します

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.
各証券会社のスマホアプリを起動できます。アプリのインストールがまだの場合は、以下からダウンロードしてください。
SBI証券 株 アプリ
閉じる