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アルプス技研 Research Memo(5):2022年12月期は増収増益を見込み、過去最高業績を更新する見通し

特集
2022年10月5日 17時15分

■業績見通し

1. 2022年12月期の業績予想

2022年12月期の業績予想※についてアルプス技研<4641>は、期初予想を据え置き、売上高を前期比8.2%増の42,500百万円、営業利益を同17.4%増の4,550百万円、経常利益を同0.3%増の4,590百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を同0.8%増の3,120百万円と増収増益を見込むとともに、過去最高業績を更新する見通しである。

※収益認識に関する会計基準(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、連結業績予想については、当該会計基準等を適用した後の数値となっている。

需要が拡大している半導体や医療系、先端技術に関わるソフト開発等の好調な顧客ニーズを背景として、売上高・営業利益ともに順調に伸び、営業利益率は10%を超える水準に回復する見通しである。グループ各社についても、それぞれが伸長する想定のようだ。新たに開始した訪問介護事業についても、まだ規模は小さいものの、一定の業績貢献を見込んでいる。

2. 弊社アナリストの見方

上期業績が計画を上回る進捗であったにもかかわらず、通期予想を据え置いたのは、ウクライナ情勢、エネルギー価格や原材料価格の高騰、米欧等の利上げによる影響など、下振れリスクを慎重に判断したことが理由であると見られる。弊社では、新卒採用者を含む上期の稼働率が想定よりも早いペースでフルに近い水準に達し、コロナ禍以前の高水準に戻ってきたことや、海外子会社が好調であることなどから、業績予想の達成は十分に可能であると判断している。最大の課題は、2023年12月期以降の業績の伸びに向けて、人材の確保(採用)をいかに進めていくかにあるだろう。特に、2022年12月期上期にやや苦戦したキャリア採用のほか、入国制限の影響を受けてきた外国人材の受け入れ状況については注意深く見守る必要がある。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)

《SI》

提供:フィスコ

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