環境管理センター<4657>が一時１５０円高と、３営業日連続のストップ高で８５６円に買われたほか、取引時間中を含めると前日まで２営業日連続でストップ高していたイメージ　ワン<2667>も一時１４５円高と値幅制限上限まであと５円と迫る急騰を演じた。東京電力福島第一原子力発電所にたまる１００万トン以上の汚染水処理を巡る問題では社会的な関心も高く、両銘柄ともその関連株として物色人気が加速している。イメージワンは放射能除染や土壌・水浄化に関する技術開発を行う創イノベーション（東京都千代田区）との連携で、「ＡＬＰＳ処理水に含まれるトリチウムの分離技術」の共同実証試験を進めている。また、環境管理は福島第一原子力発電所事故を契機に放射能測定業務に積極展開しており、投資資金の攻勢を誘発し、両銘柄とも需給相場の様相を呈している。

出所：MINKABU PRESS

株探ニュース