OLCが大幅5日続落、23年3月期は営業利益6.5倍見込むも市場予想を下回る
オリエンタルランド<4661>が大幅安で5日続落している。27日の取引終了後に発表した23年3月期の連結業績予想では、売上高4079億2200万円(前期比47.9%増)、営業利益502億5100万円(同6.5倍)、最終利益352億4400万円(同4.4倍)を見込み、年間配当予想は前期比2円増の30円を予定しているが、営業利益で1100億円強を見込んでいた市場予想を下回ることが売り材料視されているようだ。
今期は、新型コロナウイルス対策の入園者数の制限緩和により、テーマパークの入園者数は前期の1205万人から2000万人へ増加を見込む。また、「東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル」の開業でホテル事業も伸長する見通しだ。
なお、22年3月期決算は、売上高2757億2800万円(前の期比61.6%増)、営業利益77億3300万円(前の期459億8900万円の赤字)、最終利益80億6700万円(同541億9000万円の赤字)だった。
株探ニュース