早稲アカは大幅反落、第3四半期は39%営業増益も材料出尽くし感強まる
早稲田アカデミー<4718>は大幅反落。1月31日の取引終了後に発表した第3四半期累計(18年4~12月)連結決算は、売上高175億100万円(前年同期比7.7%増)、営業利益9億8500万円(同38.9%増)、純利益5億9500万円(同25.4%増)と大幅増益となり、朝方はこれを好感し続伸して始まったものの、その後材料出尽くしとみた利益確定売りに押される展開となっている。
第3四半期決算では、Webを活用したマーケティングや、MA(マーケティング・オートメーション)によるメール配信、HPの充実など、より費用対効果の高い広告宣伝手法に取り組んだ結果、単体及び野田学園、水戸アカデミーともに期中平均塾生数が伸長し、主力の教育関連事業が好調に推移した。
なお、19年3月期通期業績予想は、売上高242億9900万円(前期比9.7%増)、営業利益17億800万円(同53.6%増)、純利益10億4700万円(同43.9%増)の従来見通しを据え置いている。
同時に、3月31日を基準日として、1対2株の株式分割を実施すると発表した。投資単位当たりの金額を引き下げることでより投資しやすい環境を整えるとともに、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることを目的としているという。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース