早稲アカが4日続伸、入塾手続き数好調で21年3月期業績は計画上振れ
早稲田アカデミー<4718>が4日続伸している。26日の取引終了後、集計中の21年3月期連結業績について、売上高が253億2400万円から254億5300万円(前の期比3.4%増)へ、営業利益が7億5400万円から10億6400万円(同9.0%減)へ、純利益が3億7400万円から5億3300万円(同31.0%減)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。
「対面授業」と「双方向Web授業」とを選択受講できるデュアル形式の授業サービスの実施や、ICTを活用したサービスの提供などが支持されたほか、今春の中学・高校・大学入試における合格実績が飛躍的に伸長したことなどで、新規問い合わせや入塾手続き数が好調に推移した。また、労務費の増加が想定よりも抑制できたことや、広告宣伝費や通信費なども計画を下回ったという。
株探ニュース