トーセが大幅反落、上期営業赤字を嫌気
トーセ<4728>が大幅反落している。4日の取引終了後に発表した第2四半期累計(18年9月~19年2月)連結決算が、売上高17億9000万円(前年同期比5.2%減)、営業損益400万円の赤字(前年同期9100万円の黒字)、純利益100万円(同97.9%減)となり、従来予想の営業損益1億3700万円の赤字は上回ったものの、営業赤字から脱却できなかったことが嫌気されている。
デジタルエンタテインメント事業で、一部の大型のスマートフォン向けゲームの開発案件で顧客の要望により追加作業が発生し、開発売り上げが増加したことが上振れの要因。ただ、開発費など販管費の増加やコンサート事業にかかる費用の増加を吸収するまでには至らなかった。
なお、19年8月期通期業績予想は、売上高53億2700万円(前期比17.9%増)、営業利益2億7100万円(同18.6%増)、純利益1億9200万円(同2.4%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース