RIZAPグループ<2928>は29日、サンケイリビング新聞社(本社:東京都千代田区)の株式を取得し、連結子会社化することを発表。サンケイリビング新聞社は、リビング新聞・シティリビングなどフリーペーパーの編集・発行事業を展開しており、2018年3月現在、フリーペーパー月刊総発行部数は956万部となっている。

RIZAPグループでは、サンケイリビング新聞社をグループ全体のマーケティング機能強化のための事業基盤プラットフォームの中核企業として位置付ける方針。グループビジョンである「自己投資産業グローバルNo.1」の実現に向けた経営基盤の強化を進めていく。今回、サンケイリビング新聞社を子会社化することで、RIZAPグループ全体のフリーペーパー発行部数は、子会社のぱど<4833>と合わせると2,000万部以上の規模となる。

また、サンケイリビング新聞社が有する約4万人の女性会員組織による女性向けマーケティングの強みを活かし、RIZAP グループ各社におけるPB（プライベートブランド）商品の商品開発力の向上・販促の強化により、収益機会の拡大につなげる。加えて、RIZAP関連事業の成長戦略として注力している法人向け事業及び自治体向けプログラムにおいては、サンケイリビング新聞社が持つ法人向けの顧客基盤及び政府・自治体向けの豊富な実績が大きく貢献することが期待されている。

なお、RIZAPグループ入り後のサンケイリビング新聞社は、ぱど、日本文芸社、北斗印刷、エス・ワイ・エスなど既存のメディア関連企業4社との連携強化、一体的運営を進め、本日付で、メディア関連事業統括責任者として元ＵＳＥＮ社長の中村史朗氏が就任することも発表している。

RIZAPグループは、今回のサンケイリビング新聞社とのシナジーにより、RIZAP関連事業の成長を加速させ、RIZAP関連事業の2019年3月期の計画である「売上高 前期比150%以上」の達成を確実なものにするとしている。

《MW》

提供：フィスコ

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