日本色材が反発、吹田工場の売却などで22年2月期最終損益予想を黒字へ上方修正
日本色材工業研究所<4920>は反発。6日の取引終了後、22年2月期の連結業績予想について、最終損益を1億100万円の赤字から1億900万円の黒字(前期8億4800万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。
新型コロナウイルス感染症の影響で国内・海外の化粧品メーカーからの受注の減少や後ろ倒しなどを受けて、売上高は92億7600万円から90億6600万円(前期比0.8%減)へ、営業損益は4800万円の赤字から7100万円の赤字(前期8億3100万円の赤字)へ下方修正した。ただ、各種コスト圧縮努力に加えて吹田工場売却による特別利益の計上が利益を押し上げる。
株探ニュース