資生堂、コーセーなど安い、米中貿易摩擦問題やインバウンド需要への台風影響を懸念
資生堂<4911>が一時300円強の下げで7700円を割り込んだほか、コーセー<4922>も1200円を超える下落をみせ2万円大台を割り込む場面があった。両社とも中国を中心とするインバウンド需要が化粧品の売り上げに多大に貢献しており、目先は米中貿易摩擦への懸念が追加関税発動の思惑を絡め再浮上していることが嫌気されている。また、越境ECによる売り上げ寄与が大きいとはいえ、台風の影響で関西国際空港の復旧のメドがたっていない状況にあることで訪日客足止めの影響も懸念されている。きょうは上海株市場が弱含みに推移していることもネガティブ要因となっている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース