ポーラHD大幅続落、ポーラブランド販売低迷で22年12月期業績予想を下方修正
ポーラ・オルビスホールディングス<4927>は大幅続落。7月29日の取引終了後、22年12月期の連結業績予想について、売上高を1860億円から1700億円(前期比4.8%減)へ、営業利益を177億円から117億円(同30.7%減)へ、純利益を162億円から140億円(同19.3%増)へ下方修正したことが嫌気されている。
店舗でのカウンセリング販売を中心としたポーラブランドの委託販売事業が想定を下回る進捗となったほか、新型コロナウィルスの感染拡大を背景に、顧客との接点や販売手法のオンライン化による改善も見込みづらいとしたことが要因。また、海外事業において中国大陸でのロックダウンの影響をポーラブランド中心に大きく受けることも響くとしている。
また、あわせて発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高787億4800万円(前年同期比11.6%減)、営業利益49億1700万円(同45.9%減)、純利益109億400万円(同53.9%増)だった。
最終更新日:2022年08月01日 14時06分
株探ニュース