リプロセルが大幅続伸、仏テクセル社とGMP-iPS細胞マスターセルバンク製造委託で基本契約締結
リプロセル<4978>が大幅続伸している。18日の取引終了後、GMP-iPS細胞マスターセルバンク製造における一部のプロセスを、フランスの医薬品製造受託機関であるテクセル・グループに委託するための基本契約を締結したと発表しており、これが好材料視されている。
今回の基本契約で、欧州医薬品庁から認証されたテクセル社のGMP(医薬品の製造管理及び品質管理の基準)製造施設で、リプロセルが樹立した臨床用iPS細胞からマスターセルバンクの樹立を行うとしている。これによりリプロセルは、米国食品医薬品局、欧州医薬品庁、日本の医薬品医療機器総合機構などのガイドラインにのっとったGMP-iPS細胞マスターセルバンクの製造を行うための体制を強化することができ、臨床用iPS細胞への世界的な需要の高まりに対して、GMP-iPS細胞マスターセルバンクをグローバルに提供できるようになるとしている。
株探ニュース