アース製薬が反発、MA-Tの普及でエースネット及びdotAquaと包括業務提携
アース製薬<4985>が反発している。5日の取引終了後、独自開発の酸化剤である要時生成型二酸化塩素水溶液(MA-T)を手掛けるエースネット(東京都港区)及び大阪大学発ベンチャーでMA-Tの研究・技術開発を推進するdotAqua(大阪府箕面市)との3社間で包括業務提携を締結したと発表しており、これが好材料視されている。
MA-Tは、エースネット社が開発した除菌・消臭剤のシステムで、日本のほぼ全ての航空機で採用されているほか、多くのホテルでも利用されている。また、最近の研究成果で、新型コロナウイルスに対しての効果も明らかとなり、医療現場における2次感染予防のほか、マスクや防御服を消毒して使用可能な状態にする液剤として役立つことが期待されているという。今回の提携は、革新的な酸化剤であるMA-Tの更なる価値向上と認知拡大を図るのが狙いとしている。
株探ニュース