日本農薬が3日ぶり急反落、20年3月期業績予想の減額修正を嫌気
日本農薬<4997>が3日ぶりに急反落。同社は17日の取引終了後、20年3月期業績予想の下方修正を発表したことが嫌気された。売上高は370億円から354億円に見直したほか、営業利益は32億円から27億円、純利益は24億円から4億円に減額した。ブラジル市場の競争激化で子会社のSipcam Nichino Brasil社 (シプカム・ニチノー・ブラジル)の業績が悪化したことが響いた。のれんの減損損失に伴い17億7900万円の特別損失も計上する。これを受け、今期配当は、従来予想の7円50銭から4円とすることも発表している。なお、同社の20年3月期は6カ月の変則決算となっている。
株探ニュース