アジアパイルがカイ気配スタート、23年3月期営業利益大幅増額で過去最高更新へ
アジアパイルホールディングス<5288>がカイ気配スタートで一気に水準を切り上げてきた。今月18日に約3年ぶりの高値水準である614円をつけた後は調整局面にあったが、再び大きく買い直される展開にある。
同社はコンクリートパイル製造及び施工で業界首位級の実績を有する。国内で培った高度な技術力を活用し、ベトナムを中心とするアジア市場でも幅広く活躍の場を広げている。前週末27日取引終了後に23年3月期の業績予想の修正を発表した。営業利益は従来予想の45億円から60億円(前期比2.7倍)に大幅増額し過去最高更新見通しにあり、これを好感する形で投資資金が集中した。国内事業でコンクリートパイルの需要が拡大し、新工法を中心に大型工事の完工が順調で売上高を押し上げている。また、原料価格高騰も増収効果と利益率改善効果が発現している。
株探ニュース