日鋳造が大幅3日続落、22年3月期業績及び配当予想を下方修正
日本鋳造<5609>が大幅安で3日続落している。前週末22日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を130億円から120億円(前期比0.8%増)へ、営業利益を7億5000万円から5億6000万円(同12.7%増)へ、純利益を4億8000万円から3億6000万円(同17.4%減)へ下方修正し、あわせて30円を予定していた期末一括配当予想を25円に引き下げたことが嫌気されている。
エンジニアリング部門で下期に売り上げを見込んでいた大型プロジェクト案件向け橋梁部品の出荷が、プロジェクトの工程変更により22年度以降に遅れる見込みとなったことに加えて、下期に原材料高騰の影響が拡大すると見込むことが要因としている。
なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高54億6300万円(前年同期比7.6%増)、営業利益2億1100万円(前年同期500万円の赤字)、純利益1億3400万円(前年同期比58.4%増)だった。
株探ニュース