三菱製鋼は逆行高、業績回復期待とPER・PBR超割安で年初来高値更新
三菱製鋼<5632>が地合い悪に抗して3連騰、6%近い上昇で今月14日につけた年初来高値1127円を奪回し新値街道に突入した。自動車向けなどを中心に特殊鋼やバネを生産しており、世界的な自動車販売の好調で収益環境は良好だ。21年3月期は営業損益が49億4300万円の赤字だったが、22年3月期は30億円の黒字に転じる見通し。トップラインの伸びが顕著で利益を押し上げる。PER5倍台、PBR0.4倍台と株価指標面で超割安圏にあることで、水準訂正期待が大きい。
株探ニュース