メタルアートが急動意、第3四半期2ケタ営業増益で通期計画に対する進捗率93%
メタルアート<5644>が後場後半になって急動意している。午後2時ごろに発表した第3四半期累計(22年4~12月)連結決算が、売上高321億700万円(前年同期比27.6%増)、営業利益26億1200万円(同11.4%増)、純利益17億6100万円(同10.2%増)と2ケタ増益となり、通期計画に対する営業利益の進捗率が93%と高水準にあることが好感されている。
国内外経済の回復基調に後押しされ、自動車部門・建設機械部門共に伸長したことに加えて、エネルギーなどの資源価格高騰分を一部製品の販売価格に転嫁したことが寄与した。
23年3月期通期業績予想は、売上高436億円(前期比24.5%増)、営業利益28億円(同12.7%減)、純利益18億7000万円(同15.6%減)の従来見通しを据え置いた。なお、未定としていた期末配当予想を50円にするとあわせて発表しており、年間配当予想が前期比6円増の80円となることも好材料視されている。
株探ニュース