JMCがS安ウリ気配、自動車産業向け受注大幅減で19年12月期業績予想を下方修正
JMC<5704>がストップ安の1344円水準でウリ気配となっている。13日の取引終了後、19年12月期の連結業績予想について、売上高を32億8000万円から28億2100万円(前期比9.2%増)へ、営業利益を4億2600万円から2億7100万円(同17.8%減)へ、純利益を2億7300万円から1億7700万円(同17.5%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
主要取引先である自動車産業の業績不振の影響が試作・開発市場にも波及しはじめ、第3四半期に入り、試作・開発に関する受注が大幅に減少したことが要因。また、第1四半期から取り組んでいる3Dプリンター出力事業における医療機器販売で販売体制の構築が難航したことも、利益押し下げに影響した。
なお、第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高22億2100万円(前年同期比12.9%増)、営業利益2億9400万円(同5.7%減)、純利益1億8200万円(同14.8%減)だった。
株探ニュース