JMCが反発、産業用CTスキャンで大型部品の受託検査・測定を開始
JMC<5704>が反発している。24日の取引終了後、産業用CTスキャンのサービス領域を拡充し、自動車の足回りや燃料系、航空機のエンジン回りを始めとする大型部品の受託検査・測定を開始したと発表しており、好材料視されている。
同社はこれまでもナノフォーカス、マイクロフォーカス、ミリフォーカス、更にX線管電圧450キロボルト超えの高出力CTをラインアップに産業用CTスキャンサービスを提供してきたが、スキャン可能なワークサイズは最大で1メートルと制限があり、それを超える測定サンプルは分割するなどしてワークサイズ内に収める必要があった。今回のサービス拡充により、これまで分割を余儀なくされていた事例でも一体での測定が可能になり、自動車や航空機の分野に多い大型部品の測定ニーズへの対応力が強化されるとしている。
株探ニュース