UACJが3日ぶり反発、国内大手証券は目標株価4000円に引き上げ
UACJ<5741>が3日ぶりに反発。SMBC日興証券は21日、同社株の投資評価「1」を継続するとともに、目標株価を3100円から4000円に引き上げた。24年3月期は数量低迷、コスト高の逆風が吹くが、価格重視の姿勢で利益を上積みする見通し。缶材は米国、日本で調整が進むが、米国では環境配慮からアルミ缶へのシフトは継続。半導体製造装置用の厚板の調整も続くが、日本、米国では半導体工場の建設計画が増加中であり、缶材、厚板の出荷数量が回復すれば利益水準は一段と高まる可能性がある、とみている。同証券では24年3月期の連結営業利益を従来予想の268億円から270億円に見直しており、25年3月期は367億円と予想している。
株探ニュース