リンナイが3連騰、巣ごもり需要でガスコンロや給湯器伸長し21年3月期業績予想を上方修正
リンナイ<5947>が3連騰している。10日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を3250億円から3400億円(前期比0.1%減)へ、営業利益を320億円から385億円(同11.8%増)へ、純利益を215億円から257億円(同19.2%増)へ上方修正したことが好感されている。
新型コロナウイルス感染症の影響から業績の縮小を見込んでいたが、日本や海外各国の巣ごもり需要の高まりにより、高付加価値商品のガスコンロや給湯機器の販売が伸長したことに加え、堅調なアメリカをはじめとして海外各国での想定を超える回復があり、従来予想を上回る見込みという。
なお、同時に発表した第3四半期累計(20年4~12月)決算は、売上高2455億600万円(前年同期比2.5%減)、営業利益277億8100万円(同13.6%増)、純利益193億4200万円(同26.0%増)だった。
株探ニュース