東京製綱は5カ月ぶり昨年来高値更新、CFCC好調で好業績・割安が際立つ
東京製綱<5981>は続伸。前日に76円高と急伸し4ケタ大台を回復したが、きょうも目先筋の利益確定売りをこなし33円高の1088円まで上値を伸ばし、昨年8月19日につけた高値1063円を上回り約5カ月ぶりに昨年来高値を更新した。ワイヤーロープの最大手で、炭素繊維と熱硬化性樹脂を複合化し、より合わせて成形した炭素繊維ケーブル(CFCC)は同社の戦略商品として国内外で需要を獲得し収益に貢献している。23年3月期営業利益は前期比6割増の26億円を予想している。ここ急速に株価水準を切り上げているものの、依然としてPER8倍台でPBR0.6倍台と割安感が強い。
株探ニュース