ダイハツデに買い人気集中、「ゼロエミッション船」など脱炭素への取り組み評価
ダイハツディーゼル<6023>がマドを開けて大幅高、一時8.9%高の614円まで上昇し今月6日につけた年初来高値580円を払拭し、20年3月以来約1年半ぶりの高値圏に浮上してきた。世界的に脱炭素の取り組みが加速するなか、機関投資家も環境などに配慮したESG投資を標榜する動きが強まっている。船舶用ディーゼルエンジンで世界屈指の実力を有する同社もESGを強く意識した経営を行っており、現在の流れに乗っている。水素関連技術を深耕し、「ゼロエミッション船」分野の技術開発で業界に先駆する。株価指標面でも0.4倍台のPBRは見直し余地が大きい。
株探ニュース